かゆい所に手が届く奴

L’s Styleの山内です。

かなり久々のブログです。先日前職の元部下と話しているとブログの更新をしてないことを責められてしまいました。結構楽しみにしていてくれたみたいで反省です。先日の打ち合わせでもお客さ様に同じことを指摘され、自分の興味があることに集中しきってしまう性格を反省した今日この頃です。

さて久々のブログということで・・業務を行っていて困っていたことを少し発表です。

弊社のOSに偏った記述の脱却(浮気性)の為、スタッフ全員がMacBookProにBootCampを入れてWindows7とMac OSを切り替えながら開発を行なっております。

システムでもインフラでもそうなのですが一番困るのが便利な環境の導入後の運用面です。

職種を問わずご時世的にE-Mailは必須です。Macにも標準でMailというなのソフトが付いており、Googleとの連携も可能なため弊社の用にGoogleAppsを使用している企業には簡単でおすすめなソフトではあります。私がE-Mailを使用するときに一番気を使うことは宛先欄の日本語名称です。

MYルールとしては 組織名+役職+姓+敬称 (例:株式会社L’s Style 代表取締役 山内様)と決めているのですがマックには大きな欠点がありました。それはマックについてる標準のアドレス張ソフト(アドレスブック)を利用すると呼び捨てになってしまう問題です。Thuderzbirdも3.XシリーズからMacのアドレスブックのデータを参照できるようになったのですが、これは編集不可なのでマック標準のメールソフト(Mail)と同様、メールの宛先欄が呼び捨てになってしまいます。また最近出たOffice for Mac 2011に入っているOUTLOOKも同様で結局呼び捨ての状態(姓名)になってしまいます。

普段私はMobileMeというソフトを使用しMac、Windows、iPhoneでのアドレス帳や予定表を共有しているのですが、会社のメールシステムや予定情報はGoogleAppsを使用しているので最終的にはGoogleApps上でのアドレス帳管理が必須となり、そこを中心に各マシンとの共有を求めてしまいます。

【あがき1】

Thuderzbirdのアドレス帳のエクスポート機能を使用し、LDIF形式で出力したアドレスブックの内容をThunderBirdに再度インポートして作成された新しいアドレス帳の中身をGoogleAppsのアドレス帳にコピー。

【結果】LDIFではカナが出力されないの完全移行は失敗。・・・かゆい

【あがき2】

アドレスブックのエクスポート機能を使用し、VCard形式で出力した内容をGoogleAppsで直接読み取り、ThuderBird上でGoogleContactというアドオンを使用して逆データ移行。

【結果】カナは出力され無事データ移行できたが、住所の覧がアメリカ方式でぐちゃぐちゃに・・・かゆいぃぃ

【あがき3】

アドレスブックの内容をCSVで出力するAppleScriptを作成し、ThuderBirdへインポートしThuderBird上でGoogleContactというアドオンを使用してGoogleAppsへ反映

【結果】出来たのですが、AppleScriptが遅い・・・毎回するのが面倒くさい。

・・ってことで、苛立ちがMAXにいってしまった私は部下の阪本くんに依頼して私の要求をかなえてくれるアドオンを作ってもらいました。

機能1:ルールを自由に設定して、表示名を変更できること。

機能2:アドレス帳のエクスポート/インポート機能(カナ情報有り)

機能3:秘密

・・・・

・・・・・すばらしい 阪本 や・る・な!! かゆいところに手が届いたぞ!!!

かゆい2
デザインとマニュアルをただいま調整中なので完成したらThuderBirdアドオンとしてダウンロード出来るようにしますね。