名刺ひとつでも、どういう人なんだろう、どういう会社なんだろうって大体のイメージが湧いてきます。名刺を持つか持たないかは自身の姿勢を問われますし、名刺のデザインをこだわるかこだわらないかでも企業の姿勢が問われてきます。

しかしパンフレットやホームページなどとは違って色々な言葉や文章を名刺に表現するにも限界があります。
IT業界らしいイメージ、医療業界らしいイメージ、動物を取り扱っている業界のイメージ…人それぞれ様々なイメージを持っていると思います。
ピンクと言えば「可愛い、女の子」、白は「シンプル、爽やか、清潔感」、赤は「情熱的、暑い、危険」こういったイメージは誰にでもあるかと思います。自転車のマークがあれば、自転車を取り扱う会社なのか?と思いますし、筆文字を使っているとモダンだなとか和を扱う会社のかな等、色だけではなく”形”によっても印象は変わっていきます。もちろん個人差は出て来てしまいますが、大抵はみんな同じイメージを持っています。
それを上手に使えば、相手に”こう言う会社なんだな”とイメージを植え付ける事が出来るのです。

そして一番の重要点は、名刺はいつ使われているか です。
9割以上が初対面の方と名刺交換、挨拶の時にお渡しするかと思います。その所を踏まえると名刺が会社の顔と言われるのも納得がいきます。
ロゴにもパンフレットにも何でも言える事なのですが、デザインの善し悪しで顧客の印象も変わってしまいます。もちろん頑張りすぎてテーマにそぐわないデザインになってしまっては意味がありません。かえってそれが顧客の不安を煽ってしまい印象を悪くしてしまうケースもあるからです。

世の中、見た目だけではありません。しかし人は見た目から潜入してしまうのも事実です。
それは何故か、”相手の姿勢”を見ているからです。一例で申しますと、企業の面接に黒髪できちっと決めてスーツも奇麗に着こなしてる人間と、髪はぼさぼさでスーツもしわだらけ…その対照的な二人を見て、もし自分が面接官であればどう感じるでしょう?内面は後者の方が実際出来る方だとしても落とされてしまいます。いえ、本当に出来ているならばそんな格好はしてこないはずなのですから。見た目は第一段階のステップと言ったらいいのでしょうか、そこをしっかりクリアしてこそ次のステップが踏めるのです。時と場合に見合った格好が出来ない、分からないとなると社会人としても厳しいからです。
これは少し厳しい例えではありますが、これぐらいの意気込みで名刺を持っていて頂きたいのです。

自信を持って顧客にお渡し出来るような名刺デザインをご一緒に考えていきましょう。